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失敗しないOEMメーカーの探し方のポイント
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失敗しないOEMメーカーの探し方のポイント

BtoB、BtoCを問わず、流通販売の現場では価格競争がし烈です。そのため、製品コストを下げる努力が求められますが、品質にはこだわりを持ちたいものです。価格と品質の両面で要望が実現できる製造手法とされているが、OMEです。では、OME製造者をどのように探せばよいのでしょうか。さらに、中国のOME工場を探す方法や注意したい点についても考えます。

OEM製造者の探し方

OMEは、他社のブランド製品を製造することや、製造委託を行っている企業を指し、製造現場では広く採用されてきました。ですが、どの製品を手に取ってみても、OMEメーカーの名前は記載されていないため、一からOME製造者を探すとなると苦労することでしょう。

国内で比較的信頼できるOME製造者を探すには、商工会議所が持つ会員情報が役に立つかもしれません。各商工会議所によって情報提供の仕方は異なりますが、業種で「製造業」などで絞ると、登録された会員のうち、情報提供を許可している企業名が出てきます。製造業者すべてが出てくるため、必ずしもOMEが可能かどうかはわかりませんが、企業や製造している製品の特長などを文章やイラストなどを使ってわかりやすく記載して商工会議所もあるので、参考になるはずです。

なお、商工会議所の会員となっている企業や個人は、商工会議所で開かれる業種内や異業種との交流会に参加でき、そのつながりを利用して取引の拡大を図ることができるようです。商工会議所の会員情報を利用すると、アクセスした企業だけでなく、横のつながりを利用できる可能性も秘められています。

OME製造者を手軽に探すのに良い方法は、インターネット検索です。検索サイトで、製品名と製造委託、またはOMEとして検索できます。そのようにして検索すると、自身が希望する製品のOMEを行っている企業がダイレクトに表示されるか、OME企業の情報を集めたポータルサイトやマッチングサイトがヒットするはずです。

OME製造者の製品品質を直接確かめたい場合は、各業界団体が主催する展示会に参加すると良いかもしれません。展示会にはOME製造企業だけでなく、OME工場が出店している場合もあるようです。工場と直接やりとりができれば、商品やロットなど、現実的な話ができ、委託した時のイメージがわきやすいことでしょう。なお、展示会の多くは事前登録制で、有料となる場合もあります。ですが、一度参加すると次回から招待状が届くようになり、無料で入場できることがほとんどなので、定期的に参加することで業界や製品のトレンドなども知ることができます。

中国にあるOEM工場の探し方

近年は、各企業の製造拠点がコストを安く抑えられる海外に移転し、日本の工場はかなり少なくなっています。そして、OME工場の多くは、製造コストも輸送コストも抑えられる中国に拠点を置いています。

中国にあるOME工場を探すのによく使われている方法の一つが、インターネット検索です。特にOME工場を探すためには、AlibabaのBtoBサイトを利用すると良いようです。Alibabaでは、営業許可書の事前登録を進めるなど、登録する業者の信頼性を重視する取り組みを行っているからです。Alibabaの検索で気になる工場が見つかったら、電話やチャットなどで連絡を取り、具体的で専門的な質問をして反応のスピードを見ます。反応スピードが遅いと、単なる仲介業者である可能性が高いです。反応速度が早ければ、きちんとした工場だと判断できるので、話を進めることができるでしょう。

現地に行くことが可能であれば、中国で開かれる展示会に参加するのも良い方法です。世界各国で開かれる展示会情報は、ジェトロが提供している「J-messe」から知ることができます。また、日本で開かれる展示会にも中国のOME工場が出店している場合があります。日本の展示会に出展しているということは、日本での取引を活発化させたいと願っている証拠と判断できます。日本語ができるスタッフや通訳を置いている可能性が高いので、言葉の面でも敷居が低くなるに違いありません。

中国では、家族や親族、友人を含め、人と人とのつながりを大切にします。その考えは、商いの世界でも生きています。そのため、展示会であった担当者や現地で知り合いになった人などの人脈を通して、OME工場を紹介してもらうのも良い方法です。人脈を利用する利点は、信頼できる工場を紹介してもらえる確率が高くなることにあります。中国の商売では信用が重視されるため、他人に紹介できるくらいクオリティが高く、信用できる業者と判断することができます。

中国のOME工場を利用する際に気を付けたいこと

中国は製造分野で高い評価がありますが、日本とは文化も考え方の点でも違いがあるため、注意が必要です。自分が思った通りの出来栄えにならなかったり、特にカスタマイズが必要な製品では、こちらが考える以上に時間がかかったりといったことが起きます。OMEは他の製品よりも大量に発注することが多いので、製品イメージや品質、納期を守れるかどうかは資金面でも重要な問題です。ですが、これらはOME工場と密に連絡を取り、自分が製造しているかのように丁寧な品質管理を行うなどして解消できることでしょう。そのため、コミュニケーションが円滑に行えるOME工場と取引をすることが重要といえます。

また、中国は転職が多く、有能な担当者が別の工場に移ったり、自分で起業することも珍しくありません。担当者により製品品質が左右されることもあるようです。人とのつながりも大事にしますが、人材の流動化という事情もあるため、一つの工場に頼るというよりも、いくつかの選択肢を持っておくとよいでしょう。

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